「うぐっ」 出典 青空のむこう アレックス・シアラー作 金原端人訳 紹介者 ダラ男 コメント イギリスのヤングアダルト向け作家(以外の仕事もやってるんでしょうけど)アレックス・シアラーの作品から。このひとの代表作といえば漫画化されているチョコレートアンダーグラウンドでしょうが、あえてこの作品をチョイス。 この人の作品は基本的に同じパターンのモノが多いです。主人公の子供が、友達にでも話すかのような、主人公の目線で話が書かれています。また、主人公と相棒になる子供がいるというのも共通しています。 話も、 主人公が何か面倒な事態に巻き込まれる、もしくは自分から飛び込む(起) 面倒な自体の中での主人公と相棒の生活を描く(承) 面倒な自体をも吹き飛ばすような、さらにとんでもない事態に発展してしまう(転) とんでもない事態を解決してハッピーエンド(結) というわかりやすい物語です。 この「青空の向こう」の少年の面倒な自体は、数あるアレックス・シアラーの作品の中でも飛び切りです。主人公は行列に並んでいるところから始まります。並んでいる理由は、主人公は死んでしまって「あの世」で受付をしなければならないからというもの。 「あの世」では受付を済ませると青空の向こうに行くことになってます。しかし、青空の向こうに行かずに「あの世」にいることも出来ます。また、コッソリ「あの世」を抜け出して「この世」に幽霊として戻ってくることも出来ます。「あの世」に残っている人間の一人、「うぐっ」としかしゃべれないのでみんなからウグと呼ばれている原始人のセリフが冒頭の「うぐっ」です。 主人公は姉とケンカして「俺がこのまま死んで後悔しても知らないからな」(←現在手元に本が無いので正確じゃないです)というようなことを言って自転車で家を飛び出していったら、本当にトラックに轢かれて死んでしまいます。姉に謝り、本当は愛していたことを告げるために主人公は「この世」に戻ります。 この「うぐっ」は「この世」に戻る前、「この世」から「あの世」に戻ってからと両方に出てくるんですが、同じセリフなのに全く印象が変わります。この作品自体、「泣ける」小説ですが、「うぐっ」で泣かせるのは、さすがアレックス・シアラーです。 |
「これは まだ人間も大地に 抱かれていた幸福な時代の物語…」 出典 ニタイとキナナ 青林工藝舎 高室弓生作 紹介者TOM コメント これは、縄文時代を舞台にした、ある若い夫婦の日常を描いた物語です。主人公は老け顔だけど実は21歳の夫・ニタイと、美人の嫁さんキナナの2人。 どれくらい日常かというと、連載第1話なんか、冬の終わりころに保存食ばかりじゃ飽きたとダダをこねるニタイのために、キナナが隣の家に塩わらびのうるかしたのをもらいに行くという、ただそれだけのお話! でも、ここで描かれる縄文時代は、物質的にも精神的にも本当に豊かで、読んでいると「ここで暮らしてみたい!」という想いが強く沸いてきます。 特に、登場人物たちが喰ったり飲んだりしているモノが、異様に旨そうで…w 掲載誌の関係もあって、多分マイナーな漫画かと思いますが、ぜひ多くの人に読んでほしくて、ご紹介した次第です。 |
「苦しませるな〜〜〜〜っ!!」 出典 ニタイとキナナ 青林工藝舎 高室弓生作 紹介者 TOM コメント これは、ニタイが仕事の弟子である若者ヌイを連れて狩りに出かけた時の話で す。 ヌイは14歳の少年で、これが初山(初めての狩り)。ところが運の良いこと にニタイすら今まで見たこともない大きな鹿に出くわし、これをなんとか仕留め てしまうのです! 数本の矢を受けてとうとう倒れた大鹿に駆け寄り、短刀でトドメをさそうとす るヌイでしたが、その瞬間、大鹿と目があってしまい、一瞬躊躇します。 そこへ後から追いついてきたニタイが叫んだのが、投稿のセリフです。この声 に押されてヌイは大鹿にトドメを刺すのでした。 フードマイレージなんて言葉もありますが、食べ物を生産する場所と消費する 場所が、どんどん離れていっている現代です。普段何気なく食べている物も、実 は“命”なんだということを、もう一度考えさせられるシーンでした。 この漫画の中にはこの他にも、「黒曜石(槍や矢の原料)の量を制限するのは 獣の数を絶やさないためだ」とか、「御鮭様を食べるのは人間だけじゃないんだ 」とか、食べ物と自然に関わるセリフがいっぱいあって、考えさせられます |
「何かもっと神秘的で 複雑なことがあんのかと 思ってたぁ……」 出典 ニタイとキナナ 青林工藝舎 高室弓生作 紹介者 TOM コメント ニタイの仕事は罠漁組の長。派手な舟漁組に比べて華がなく、女の子にもモテ ません(笑) ところが、そんな“罠漁組”が大好きな女の子が現れました。その子の名はチ リ、15歳。ヌイが罠漁組に入ったというだけで、彼にポーッとなってしまいま す。 で、連日ニタイとヌイの仕事を見学していたチリですが、とうとう自分でもや ってみたいという想いを押さえきれず、自分も罠漁組に入れてくれとニタイに頼 んできます。 しかし、ニタイの知る限り、舟にしろ罠にしろ、女が漁をするというのは聞い たことがありません。ここは一つ、村長であり、呪い師でもあり、行き字引でも ある巫女婆様に聞いてみねばということで、ニタイとキナナは巫女婆様のところ にお伺いに行きます。 ところが巫女婆様の返事は実にあっさりしたもの。 「別に女が湖で働いちゃいけねって法はないぞ。ただ、湖の仕事ぁ体が冷えるか ら、やりたがる女がいなかっただけじゃ、ここんとこ…」 というわけで、あっさりOK。その返答を聞いてニタイが心で思ったのが投稿 のセリフです。 うーん、なんか、似たようなことは現代社会でもありそうな気がしますね(笑) |
騎士大原則、ひとぉ〜つ! 出典 覇王大系リューナイト サンライズ 作者 紹介者 purn コメント リナ・インバース(ダラ男注 正確にはリナ=インバース)のアレがすでにあったのでこっち リューナイトとス レイヤーズが原因で今ファンタジー馬鹿と化しますた。 多分次回はチョー面白カ ッコイイか面白マジカル |
「龍神丸ーっ!」 「オオーッ!」 出典 魔神英雄伝ワタル サンライズ 作者 紹介者 parn コメント 昨日投稿したあと某主人公のスペル間違いに気付いた俺がまたきますたよ さて、この「ワタル」 小学生が異世界で救世主となってドアクダー軍団と一戦交える・・・という作品 。 投稿はワタルが愛機(相棒?)龍神丸を呼び出す時のもの。 次回も・・・おもしろマジカルしようぜっ! |
「ミールが大雪原を越えてどこに至るのか! それは我々の認識を越えた、大い
なる主題と言うべきだろう!」 「……仕事場に着いて、働き始めるんでしょうか」
オーリャが呟くと、ディエーニンは破顔一笑した。 「おお、巨人の街に、巨人の社会か! それはすばらしく壮大な想像だ、オーリ
ャ!」 出典 冬の巨人 古橋秀之作 紹介者 唯野 コメント 果て無き吹雪の大地を歩む、身長数千メートルの巨人「ミール」。その背中には 、多くの人間が都市を作って暮らしているというのがこの作品の世界です。 主人公のオーリャは、都市最高の頭脳と精神を持つディエーニン教授と共に、巨 人とはなんなのか、歩み進むその目的地はどこなのかを探る調査に出発するので すが、その際かわされたのがこのやりとり。 オーリャは貧しい下層階級の出身で、ろくに教育も受けていません。普通の人が オーリャの言葉を聞いたなら、「偉大な知的探求を、自らの生活体験のレベルに まで落として考える馬鹿げた答え」などと思ってしまうのではないでしょうか。 しかしディエーニン教授は、これを「それはすばらしく壮大な想像」と褒め称え るのです。教授が単に頭がいいだけでなく、柔軟な精神を持つ好人物であること が一発でわかる、大好きな一節です。 でも、初期の頃からのファンとしては、もっとドロドロした古橋作品も読みたい んだ……。 |
『家名と名誉を守るのだ。リューデスバーゲンで優勝した最強の騎士として・・
・・・・』 約束、と聞いた瞬間、ヘクトールの脳裏に亡き兄との約束が稲妻のように甦っ
た。 彼は兄の遺言に従い、“最強の騎士”として名誉を守っているつもりだった。だ がそれは、本当にそうだったのか? 人々を欺くのは、実のところ、逆に兄と家、そして“最強の騎士”の精神に泥を 塗りつづける行為だったのではないか。 ルーファスの目を見る。戦慄した。この男は本気だとわかった。無頼のくせに 、わずかに縁があったにすぎない姫のために、生きて戻れぬ役割を引き受けよう としている。 不覚にも心が震えた。この繊細な心が、ヘクトールの弱さであり・・・・・・ そしてまた彼自身も知らぬ強さの源だった。 いま“最強の騎士”は、この盗賊騎士に、騎士として劣る。武でも知でも名誉 でもない。心において。 たまらなくルーファスが羨ましかった。自分にも、何物をも打ち捨てて為さねば ならぬ事を為す強さが欲しいと、狂おしく、狂おしく思った。この心の奥底から わき上がる衝動は、断じて兄からの借り物ではなかった。 この瞬間、ヘクトールは初めて願ったのだ。 『 騎士になりたい。本物の“最強の騎士”に』と。 出典 「まことの騎士」 ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Editionリプレイ「ハイデルランド英雄譚(テイルズ)」収録 菊池たけし+稲葉義明/F.E.A.R. 作 エンターブレイン 紹介者 神凪御子 コメント 私が一番好きなファンタジーと言えばこれですね。 中世暗黒時代のような世界、ハイデルランド。 時は古き王が倒れ、新たな王が今まさに立たんとする前夜の話。 そこに、古き王への忠義を貫き、決して屈せぬ城があった。そこは主なく、うら 若き姫を戴く、吹けば飛ぶような小城だった。 そこに運命に導かれるように集まる三人の騎士。しかし―― 一人は主君に捨てられ、騎士道を見失った豪傑。 一人は最強の騎士の身代わりに旅をする、臆病な青年。 最後の一人は、騎士とは名ばかりの盗賊。 この三人を結びつける言葉。すなわち「まことの騎士であれ!」 実はこれは小説ではなく、テーブルトークRPGのプレイ風景を小説化したリプレイ 本です。 登場キャラクターであるへクトールは、最強の騎士と呼ばれた双子の兄(故人) の身代わりとなっている青年。 荒事が恐ろしく、腰の剣も恐ろしさゆえに抜けないと言う臆病者です。 敵が水攻めを画策している事が判明し、少人数での奇襲で堰を壊すしかない。し かし小心ゆえに先陣を切る勇気がないへクトール。 決心のつかないままに仲間に相談に行くのですが、そこに現れた盗賊騎士である ルーファスが「奇襲より俺が刺客をやる」と言い放ちます。 無論、刺客など生きて帰れる保証はありません。「ただの無頼の男なのになぜそ こまでやるのか」と聞く彼に「この城の姫さんと破れない約束を結んじまったか らだ」と返すルーファス。 臆病者の最強の騎士が、『まことの騎士』にならんとする瞬間。たまらなくカッ コイイのです。 |
二つの眼(まなこ)をとじてはならぬ この世のものとも思われぬ この世の出来事見るがいい
神の怒りか仏の慈悲か 怨みが呼んだか まか不思議 泣き顔見捨てておかりょうか
一太刀浴びせて一供養 二太刀浴びせて二供養 合点承知の必殺供養 出典 翔べ!必殺うらごろし テレビ朝日 紹介者 sengoku コメント サイト開設おめでとうございます。SF名文句から来ました。 投稿は「必殺シリーズ」の異色作のオープニングナレーションからです。 超常現象時代劇とでも言えばいいのでしょうか・・・ とにかく破格の時代劇です。 主役の「先生(中村敦夫)」は日の出のエネルギーを吸収して超人と化して悪人 退治をするし、仲間も、記憶喪失の殺し屋「おばさん(市原悦子)」や怪力の大 女「若(和田アキ子)」という非日常な人間ばかりです。そもそも、彼らには名 前さえないのですから。 マイナーですが、大好きな「ファンタジー」作品なので紹介させていただきます 。 |
20面相だって?冗談じゃない、その倍の40面相と呼んでもらおう 出典 怪奇四十面相 江戸川乱歩作 紹介者 陸ドム コメント 子供のころに読んだきりでうろ覚えなので所々間違っていると思います… この人、作品によっては明智探偵に対する嫌がらせだけで事件起こしたりしてま すよね |
「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」 出典 ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦作 集英社 紹介者 コメント SF名文句から飛んできました。投稿!せずにはいられない! ジョジョ第一部からマンガ界随一のカリスマ悪役ディオ・ブランドーの名台詞。 主人公ジョナサンとの戦いで大火傷をおったディオ。普通の人間なら死んでいる ところですがディオは「石仮面」によって人間をやめた吸血鬼。普通の人間より もはるかに高い身体能力に加え、生命エネルギーを吸収すれば瀕死の重傷からも 蘇れます。しかしそれだけの大怪我、並大抵のエネルギーでは治りません。ディ オがどれほどの人間を犠牲にしてきたのか・・・それを主人公の師、ツェペリさ んに問い詰められての返しの一言。 もはやディオにとっては人間の命などパン同然なのです。ディオがゲロ以下の臭 いがプンプンするほどの悪だということがはっきりとわかるすばらしい名台詞だ と思います。 |
「ザワールド!時よ止まれッ!」 出典 ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦作 集英社 紹介者 コメント もう一つジョジョから。今度は第三部。 一部より100年。再び蘇ったDIOの新たに得た力・・・それは「時を止める 」能力! 止まった時の世界を認識できない者は攻撃されていることも、死んだことすら認 識できないというまさに極悪!な能力。 考えてみるとホントに凶悪ですよね、「時を止める」って。コレ以降ジョジョだ けでなく様々なメディアで「時間を操る能力」は強力、という認識がなされてい ったように思います。 |
「人型が戦車にかなうわけねえだろ」 出典 ゼロの使い魔 メディアファクトリー ヤマグチノボル作 紹介者 亜鈴星谷 コメント ファンタジー世界ハルケギニアに使い魔として召喚されてしまった少年 平賀才人は、主のツンデレ美少女、ルイズにしばかれながらも 仲間たちとともに様々な困難を乗り越えてゆきます。 投稿したセリフは、かつて苦戦させられた装甲ゴーレムの軍団に ピンチに追い込まれたルイズのもとへ、才人がタイガー戦車を引っさげて救援に 駆けつけ、見事に撃破してのけた際のもので、 本文ではこれに「地球なめんなファンタジー」と続きます。 (なぜファンタジー世界に虎戦車があるのかはネタバレにつき割愛) ……それにしてもコレ、ロボット好きに喧嘩売ってるようなセリフだなあ。 まあおおむね事実だけど。 |
「もうすぐ最上階よね」 「ああ」 「ドルアーガなんて倒せると思うの? ……たった三人で」 「ギルガメス王はひとりで倒した」 「伝説の話でしょ? それにギルガメスは、女神イシターの加護を受けていたか ら勝てた。たったひとりでもね。だけどあたしたちは、そんな便利な加護なんて ないし、ましてや英雄なんかじゃない」 「英雄など元からいない。意志をもって戦い、生きのびた者が後でそう呼ばれる だけだ。『彼には神の加護があった』とな」 出典 『ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜』第10話「夏の終わりに」 千明孝一監督、GONZO制作 紹介者好古真之 コメント なぜ戦うのか? なぜ塔の頂上をめざすのか? カフカの『城』やメルヴィルの『白鯨』のようなものなのかも知れませんなぁ 、この「塔」は。 前回の戦いで仲間のひとりをなくし、戦いの意味に疑問を持ち始めた女魔法使いのファティナと、その問いかけに答える、主人公の兄で弓使いのニーバ。 (しかし彼の回答に納得しない彼女の口を(文字通りの意味で)ふさぐニーバ。なにこの女たらし) なお、ギルガメス(ギル)は、原作であるゲーム版『ドルアーガの塔』(※)の主人公。このアニメ版は、ギルがドルアーガを倒し、カイを助け出してから80 年後の物語となります。 ※ドルアーガに捕らえられたカイを助けるため、ギルが地上六十階のドルアーガの塔に挑む面クリア型アクションRPG。今や伝説となったシューティングゲーム『ゼビウス』のゲームデザイナー、遠藤雅伸氏(アニメ版では「スーパーバイザー」)が1984年に発表したアーケードゲーム初のRPGで、各階に隠されているアイテムの出現条件は、異常なまでの難度を誇ります。 |
「僕は、ロッドの力なんて、要らないんです。ドルアーガを倒せれば、それでいい」 「どうして?」 「…邪神だから」 「ドルアーガが、あなたに何か悪さをしましたか?」 「そ、それは……」 「ただの英雄願望。あなたは、お父さんの不名誉を、自分のつるぎと盾で晴らしたいだけ。そんな気持ちでは、本当のドルアーガは倒せませんよ。それに、英雄になったあとも人生は続くんです。幸せになれる保証なんて、どこにもないの。 ……ギルもそうだった」 出典 『ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜』第10話「夏の終わりに」 千明孝一監督、GONZO制作 紹介者好古真之 コメント ところかわって、塔の最上階に臨もうとするジルと、カイの亡霊(?)の会話。こちらも、RPGの根幹に関わる議論ですね。 「ロッド」とは、ドルアーガを倒せば手に入るとされる「ブルークリスタルロッド」のことで、どんな願いもかなえてくれると言われています。それを入手せんと数多の冒険者たちが、パーティーを組んで塔の頂上を目指しており、彼らは「塔頂者」と呼ばれます。 なお、80年前にドルアーガを倒し、巫女カイを助け出した勇者ギルの現在の肩書きは「バビリム王国国王」。 |
謝るなよ 偽善者 出典 武装錬金2巻 ジャンプコミックス 和月伸宏作 紹介者 陸ドム コメント もう誰も犠牲者を出さないと誓った主人公 しかし敵の親玉は人間をやめて人食いの化け物になり、ヒロインが化け物に変わ っていくのを治療する解毒剤を手に入れる鍵を飲み込んでいる。 しかも治せるタイムリミットまであとわずか。 主人公は謝りながら止めを刺すのですが親玉はこの捨て台詞を吐いて倒れます 私がコミックスを買おうと決意したのがこの台詞でした |
怪しい奴! 出典 武装錬金4巻 ジャンプコミックス 和月伸宏作 紹介者 陸ドム コメント 片方は全身を銀色のへんてこなデザインのスーツに身を包み、帽子を目深に被っ て顔を隠した男 もう片方はタキシードを着た三日月に目やら口やらがくっついた頭をした男 両方共相手の第一印象が同じなのに自覚が無いのはどうなんだろうか? |
目はイヤか? ならば四肢のどれか一本の機能を失わせる そうすればもうキミ
は戦士として戦えない… 出典 武装錬金4巻 ジャンプコミックス 和月伸宏作 紹介者 陸ドム コメント 事件が解決したと思ったらまた別の事件が起こるのは漫画のお約束。 敵に止めを刺そうとするヒロインに、もう相手は戦えないし、人殺しをするのも 、ヒロインに人殺しをさせるのも嫌だという主人公。 その甘さがいつか命取りになるというヒロインは、主人公を戦いの場から遠ざけるべく戦闘能力を奪おうとする だからって本気で目ん玉抉ろうとするのはヒロインとしてどうだろうか(笑) |
「地球ナメんな。ファンタジー」 出典 ゼロの使い魔14<水都市の聖女> ヤマグチノボル作 紹介者 池上啓介 コメント 9巻までは中身の無い萌えライトノベルだったのに、10巻以降、急に国家間の戦争を描くハイファンタジーとなった作品。 突如異世界に召喚された主人公は、『あらゆる武器』を使いこなすという能力から、聖戦へと巻き込まれていきます。 主人公とは別に地球から召喚された武器、ロケットランチャー、ゼロ戦、タイガー戦車などを駆使して、ドラゴンやらゴーレムやらを蹴散らしていく、まさに気分はファンタジー版戦国自衛隊。 魔法というチートさえなければ文化レベルは中世程度だもんなぁ。 ですが、「人型が戦車に勝てるワケねえだろ。」というセリフは、兜甲児あたりから反論が出そう。 |
「わしが男塾塾長江田島平八である!」 出典 『魁!男塾』『暁!男塾』 宮下あきら作 紹介者 Xbeta コメント 確かに男塾シリーズは”非日常”でしょうが、真にファンタジーって言えるのでしょうか?まあ、とりあえず投稿させてもらった次第。 このせりふなんですが、このシリーズをご存知の方には説明不要のせりふだと思われます。鬼ヒゲ曰く「すべてを物語っている」。ええ、物語っていますね、男塾シリーズの全てを(笑) ダラ男 久しぶりにダラ男のコメントもつけます 「いつか来るだろうなー」と思ってた所謂普通のファンタジーの範疇に入らない作品です。「私、あなた、もしくは誰かが非日常もしくは異世界を感じた、もしくは感じさせたモノ」がこのサイトのファンタジーの定義だから、男塾はファンタジーに入れてもいいと思ってます。ファンタジーってどこまで言うの?って線引きが非常に難しいので基本的に何でもありの方向でいきます。 |